ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 村長部局 > 保健福祉課 > 第4回中川村保育所あり方検討委員会 が開催されました

本文

第4回中川村保育所あり方検討委員会 が開催されました

ページID:0012289 更新日:2025年10月8日更新 印刷ページ表示

第4回中川村保育所あり方検討委員会

 委員会の設置理由・第1回~第3回の様子は、以下のリンクからご確認ください。

 ◎第1回
 ​◎第2回
 ​◎第3回

日時

 令和7年10月1日(水曜日) 18時30分から20時00分

場所

 中川村基幹集落センター

内容

(1)前回までの振り返り

(2)要点確認・意見交換

 ・保育内容(保育環境)
 ・保護者の要望(子育て環境)
 ・人材・施設(財政)

 以上の3点を軸に検討していくことを再確認しました。

 その後、中川村の保育の将来像について、今後実施予定の「住民アンケート」「ワークショップ」の方針を含め多角的な視点から意見交換を行いました。

意見

 協議内容について、以下の意見があがりました。

○保育環境(少人数保育)の見方について

  • 現時点で少人数保育を行っている「かなでのもりっこ」の好事例(地域の多様な大人との関わり、自然の中での自主的な活動など)を鑑みるに、「少人数=デメリット」と断定的に捉えないよう注意が必要。
  • 一方、大人数での遊びの経験ができないこと、人間関係が狭い範囲で固定化されてしまうことなど、規模による特性も事実として存在する。
  • 少人数の丁寧な保育の良さと、集団活動の経験機会の双方を意識する必要がある。
  • 村全体で多様な選択肢を用意し、保護者・子どもが選べるような環境づくりが求められる。

○住民への伝え方について

  • 住民が先入観なく意見できるよう、メリット・デメリットの二分法ではなく、現状を丁寧に説明したうえで「今後の保育に期待すること」を吸い上げるのが望ましい。

○受け入れ体制と人材確保

  • 近隣市町村も含め、未満児保育のニーズが高い一方で定員超過や職員不足により受け入れが難しくなっている。保育士の確保が大きな課題。
  • 将来的には園児数・保育士数ともに減少傾向が見込まれる。現在はニーズのピーク。
  • 施設間の人材連携も手段のひとつではあるが、人数制限や配置基準の観点から運用が難しい。

○施設整備と財政見通し

  • 村全体で学校・インフラ・公営住宅等の大規模整備が並行する中、財源や優先順位の調整が必要。
  • 2園体制による非効率や老朽化・空調対策などの現行課題を踏まえると、改修や機能集約の検討が現実的。
  • 一方で、保護者の中には集約(園の統合)によって家と保育園の距離が離れることについて不安の声もあるとのことだった。

○今後の進め方

  • 住民アンケートで住民から現時点での中川村の現状・課題を抽出し、その結果を踏まえてワークショップで深める、という段取りが望ましい。
  • 開催時間は、当事者である保育園保護者が参加しやすい時間帯になるよう工夫したい(例: 夕方の送迎時間帯等)。
  • アンケート文言に偏りが出ないよう、実施前に委員会でチェック作業を行う。

 

  次回は2月の開催を予定しています。


<外部リンク>