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第2回中川村保育所あり方検討委員会 が開催されました
第2回中川村保育所あり方検討委員会
委員会の設置理由、第1回の様子は「第1回中川村保育所あり方検討委員会 が開催されました」からご確認ください。
日時
令和7年2月12日(水曜日) 18時30分から20時00分
場所
中川村基幹集落センター
内容
(1)保育所あり方検討の進め方について
・今後の開催計画の共有
・意見交換
(2)中川村の現状と課題について
・事務局から情報共有
・これからの村づくり・地域づくりのポイントを提示
・保育を含む様々な課題について自由に意見交換
意見
協議内容について、以下の意見があがりました。
(1)保育所あり方検討の進め方について
- 住民からの意見の吸い上げは、アンケートのみではなく会話による機会も必要。保護者が生の声を伝えられる場所があるべき。ワークショップなど、住民による話し合いの機会があると良い。
- 架け橋プログラム(保育園から小学校への移行期の連携)も意識しながら進めていくべき。新たな学校づくりプロジェクトの情報も不可欠。
(2)中川村の現状と課題について
○家族のあり方
- 核家族化が進んでいるが、都会の同問題とはニュアンスが違う。移住者が多いこと、同敷地内の二世帯住宅が増えたことも一因ではないか。プラスに捉えて今後を考えていけると良い。
- 家族という小さな単位で、これからのことを考える機会が必要。中川村で自分が老いた時どうするか、家庭で話せているか? 介護や災害について、自分の暮らしから考えることで政策につながっていく。
○土地・地域
- 縮充(生活域を縮小しつつも充実させること)していくに際して、どこに住むかが重要になる。
- 災害に強い村づくりを考えたとき、物理的な防災と同時に人的な防災(地域のコミュニケーション)も考えていきたい。
- 定住者を増やす為にも、まずは中川村に来てくれる人・縁のある人を増やしていくべき。入り口として、子育て世代特化型の団地ができると良いのではないか。
- 学校の跡地を有効活用したい。
- 今後の財政に余裕を持たせるためにも、施設の複合化・共有化は有効。ソーラーパネルを大量に設置して電気代を削減している自治体もある。カーボンニュートラルにも考慮したい。
- 移住者の中には、「不便を楽しむ」という考え方の人もいる。効率化も大切だが、自然豊かな村の魅力も失わず活かされたい。
○若者への施策
- 30代前後の世代について、中川村に暮らす人数が少ないこと、未婚率が高いことが共有された。当事者と施策を考える世代では考え方が違う。ニーズを理解して進めていく必要がある。
次回は6月の開催を予定しています。