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インスタレーション作家
1989年、東京都生まれ。2018年、東京藝術大学大学院先端技術表現専攻修了。バウハウス大学大学院修了。18~19年、ポーラ美術館振興財団在外研修。18年、日本・キューバ現代美術展出展(キューバ/東京)。19年、フューチャー・スケープ・プロジェクト出展(象の鼻パーク/横浜)。21年、Open Storage 2021ー拡張する収蔵庫(北加賀屋/大阪)、北アルプス国際芸術祭出展(大町市/長野)。TERRADA ART AWARD 2021ファイナリスト展受賞(寺田倉庫/東京)。23年、廃屋による<解体>制作(飯田市/長野)。
~境界を開く~
組み上げた足場材が、異形の建築と絶景の空間に介入し、記憶する身体を揺さぶる
鈴木たかし(「たかし」は山冠に松)氏の構想のもとに、建築家毛綱毅曠氏の設計したアンフォルメル中川村美術館の外部に、足場材を利用した仮設的な構造物をつくる。物語性が強い特徴的な建築空間に展開される構造物は、建築や周囲の景観と時に響きあい、反発しあいながら立ち現れる。想定された建築の機能に反抗するように生み出される新たな動線により、空間を新たな視点から捉えることができる。
7月27日(木曜日)から8月21日(月曜日)まで
【日時】 7月29日(土曜日) 午後2時~ ※入館料が必要