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宮坂了作ハプニング(坂戸橋)

記事ID:0008333 更新日:2023年7月14日更新

宮坂了作パフォーマンス

作家紹介

宮坂了作

絵画/インスタレーション/パフォーマンス
1950年、長野県生まれ。70年、日本大学芸術学部入学。71年、現代美術家・高松次郎の私塾で学ぶ。72年、カリフォルニア芸術大学(C.I.A)留学、「ハプニング」の芸術家・アラン=カプローらに学ぶ。大学構内で<A・ファイア・フェスティバル>実施。73年、クーパー・ユニオン・アートスクール(ニューヨーク)に交換留学。74年、カリフォルニア芸術大学卒業(BFA)。75年、下諏訪町在住の観念芸術家・松澤宥と出会う。2016年、在る表現ーその文脈と諏訪(茅野市美術館)、19年、シンビズム3(上田市立美術館)出展。21年、植物文字と地図の絵画(軽井沢ニューアートミュージアム)、22年、水のふるまい/土のすがた(アンフォルメル中川村美術館)。

内容

~水のふるまい~ 
人々の記憶を伝えてきた坂戸橋(国重要文化財/中川村)から天竜川に水を注ぐ

「水に水を注ぐ」。このパフォーマンスは最小の行為で最大の表現を求めた作品です。諏訪湖畔で水を注ぎ、太平洋の清水港で水を注ぎ、日本海の直江津港で水を注ぐ。地球上の海や川、湖の水に水を返す、ナンセンスで自然に寄り添うパフォーマンスだと思っています。また、この発想は日本の俳句のような短い言葉による宇宙の表現行為は何なのかとの考えからです。アメリカのブルース・リーは、「カンフーの極致とは」の質問に、「水になれ(Be Water)」と言っています。この言葉にはいろいろと深い意味があります。私も少しでもこの境地に近づきたいですね。Be Water!!

ハプニング

【日時】10月22日(日曜日) 午後1時30分~ ※観覧無料
【場所】坂戸橋 中川村大草~片桐