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《村長への手紙》「納税」習字について

記事ID:0008988 更新日:2023年9月13日更新

 以下の手紙を受け付けました。
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受付日 : 令和5年9月4日(月曜日)
公開可否 : 公開可
返信の必要 : 必要
氏名掲載: 掲載可
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「「納税」習字について」

中川村村長、教育長先生、中川西小学校の校長先生へ、 

ご健勝のことと存じます。さて、今興味深い提案がございます。

秋文化祭における習字展覧会におきまして、数年にわたり使用されてきた「納税」の語句に変わる、より啓発的で希望を感じる表現を検討しております。
この変化が子供たちの成長と村の発展に一石を投じるものと信じております。 

確かに、税務局からの要望がございますが、村独自の習字表現を創出することは、地域の魅力を高める架け橋となることでしょう。
新たな表現を通じて、我々の文化的アイデンティティをより多くの方々に広める機会と捉えております。 

ご一考賜りたく、お願い申し上げます。

習字展覧会のテーマに新たな息吹を吹き込むことで、子供たちがより大きな視野で未来を考える刺激となることを期待しております。

何卒、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 

高尚なる知識とアイデアの交換を楽しみにしております。

***************** 以下村長からの回答 *****************

「納税」習字について(回答)

 このたびは、貴重なご提案をお寄せいただきありがとうございます。いただいたご提案について回答いたします。

 現在、小学生の「税に関する書道」は、上伊那市町村教育委員会連絡協議会をはじめ、上伊那校長会や伊那法人会、伊那税務署、管内市町村、税理士会等を会員として構成・運営されている「上伊那租税教育推進連絡協議会」の事業の一つです。この協議会は、次代を担う子どもたちに税に対する理解・関心を一層深めてもらうことを目的に、書道の他にも各学校での租税教室や絵はがきコンクール、税に関する作文などの事業を行っています。時期に合わせて各学校・学級へ協力をお願いし、提出された作品の中から審査によって入選作品を決定した後、入選者には賞状・副賞の贈呈をしています。

 この書道の手本(語句)については、これまでも様々なご意見をいただいた経過があり、協議会内でも議論されてきたところです。昨年度は構成団体から意見書を募り、4年生の手本を「ぜいきん」から「未来」に変更しております。また、過去には書道に替わる文芸作品を検討したこともあるようですので、ご提案にありました、より啓発的で希望を感じる書道手本、文芸作品がありましたら、ぜひお寄せいただきたいと思います。

 さて、ご提案いただいた「村独自の習字表現を創出すること」については、大変興味深い取り組みであると思います。上伊那租税教育推進連絡協議会の事業には村として引き続き協力していきますが、村独自で文芸作品を公募することは可能かと思います。租税教育を通じて、どのような地域づくりを目指していくかという観点から、子どもたちが感じる「村の一番の魅力」、「村が目指す未来」などをテーマに思い思いに表現してもらい、村独自の賞を表彰する。または書道でなくても、作文や川柳で募集してみるのも面白いかもしれません。

 「税に関する書道」展は村の文化祭での展示をやめ、平成27年度からは毎年11月の「税を考える週間」に合わせて文化センター内やチャオ情報発信コーナーで展示をしておりますが、上記内容の独自コンクールであればご提案のとおり文化祭展示にふさわしいとも考えます。

 ご提案いただいた事項については、今後、関係部局で検討を行っていきますので、引き続きお気づきの点、アイデア等ございましたら、ご要望ご提案をいただければ幸いです。この度は、貴重なご提案をいただきありがとうございました。

 

令和5年(2023年)9月12日

中川村長 宮下 健彦

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