本文
以下の手紙を受け付けました。
****************************************************
受付日 : 令和5年6月22日(木曜日)
公開可否 : 公開可
返信の必要 : 不要
氏名掲載: 掲載可
****************************************************
「水田の区画改良でできた公園について」
天の中川橋たもとと南田島にある水田の区画改良でできた公園について有効活用できないか検討してください。
地区の管理になっていて除草作業をしていますが、使用しているのを見たことがありません。
村や子どもの発展のために使えないでしょうか?
提案としては
1.ボードを当てることのできる壁を設置
子どもの人数が減って公園で野球やサッカーなどができない状況でも、壁があれば少人数でも1人でも遊んだり練習することができる。
大きなコンクリートの壁のみで様々なスポーツや遊びに活用できる。
2.スケートボードパークの設置
オリンピックの競技採用でどの地域にもスケートパーク計画があります。中川村にも欲しい人は多いのではないでしょうか?
オリンピックが起点になっているので競技としてスケートパークを設置する地区が多いですが、まだスケートボード人口が多くないので現時点では誰でも楽しめる施設を作る段階だと感じています。
長野市の茶臼山に初心者向けのスケートボードパークが設置される計画があります。是非視察をして今後の公園作りに役立てて欲しいと思います。
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023062000559<外部リンク>
学校ではスマホやゲーム、SNSの使い方で「長時間使用するな」とは言っていますが、実際には大人が与えています。
それ以外に時間を使える物を与えず「やめろ」と言っても、子どもに問題を押しつけているだけで解決まで至っていません。
魅力のある公園の整備は「外で遊ぶ」を推奨できる事だと思います。
特徴のある優秀な人材育成のためにも、スマホやゲームよりも魅力的なアイテムを子どもに与えるチャレンジをしていただきたいと思います。
***************** 以下村長からのコメント *****************
水田の区画改良でできた公園について(コメント)
三田島地区県営住環境整備事業・担い手育成基盤整備事業(平成7年度から平成13年度)の実施にあたり、事業採択の条件として地域と農業者の交流と憩いの場として公園を計画に入れることが望ましいとの専門家の意見があり、事業実施委員会・関係地区で施設内容を検討いただき現在の公園が造られました。田島地区にもあります。
現状の公園利用の実態は、草の繁茂を抑えるために「除草剤」を撒くのみとのこと。田島公園もかつては、ゲートボール場がつくられお年寄りが熱心にプレーし、フィールドをローラーで均し、草も管理する姿が見られました。また、周辺にハーブを植えてPTAと地区の子ども会が手入れする姿もありました。今は、地区役員及び公民館役員中心になり、水路の泥上げ、ツツジとサツキの植え込みの手入れを行うほか、どんど焼きの場所として許可を受けて利用するのみです。地域住民の利用はあまりありません。
提案のスケートボードが楽しめるように、コンクリートの壁や練習場として活用できないかとのご提案は頷けます。利用されてこその公園ですから、積極的な提案として受けとめます。ただし、地区の公園ですから、地区の皆さんの合意が得られた施設であること。また、公園の管理は引き続き地区にご協力をいただくことになると思います。
公園の活用方法については、他にもアイデアがあるかもしれませんので、施設管理のことなど含めて地区の中でも話し合っていただき、村へご相談頂ければと思います。また、新たな施設整備には費用も必要になりますので、それらを含めて検討したいと思います。なお、県内には初心者向けのスケートボード施設が設置されている公園もあると思いますので、設置を検討する際には他施設の視察も必要かとも思います。
令和5年(2023年)6月30日
中川村長 宮下健彦