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《村長への手紙》 子育て支援の充実について

記事ID:0001386 更新日:2020年1月17日更新

以下の手紙を受け付けました。
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受付日 : 平成29年12月7日(木曜日)
公開可否 : 公開可
返信の必要 : 有り 
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子育て支援の充実について
 中川村も少子高齢化が叫ばれて久しい。全国的問題とは言え、打つ手は打つべきと思う。その場しのぎの補助事業のみでなく、“地域で子供を育てる施策が必要だ”と思う。今は子を持った親の負担、責任ばかり親の背にかかってしまい、中川村では若い世帯が子育てしながら、親も見ていかねばならない大変な状況。
 飯田、駒ヶ根通勤可能な中川村
 若者が安心して、子育てが出来る中川村を確立して頂きたいと思う。
 子供が元気に遊び、勉強出来る村づくりが確立出来れば少子高齢化、老人福祉も私は充実してくるものと考えます。
 そのための施設が必要とあらば、新たにお金をかけずとも葛島区民会館等現施設利用して下さい。

***************** 以下回答 *****************
 村長への手紙読ませていただきました。
 かつて、数十年前は、子どもどうしが群れてあそぶ中で、子どもの世界なりのルールを覚え、年上の子どもが発達に伴って、水路を飛び越す、木に登れるのを見て、尊敬するとかいった関係ができていたと思います。子どもの数が少なくなればこんな体験もできませんし、地域の大人との繋がりも薄くなって、近所の大人を知らないということになってしまいます。
 子育て中の親は、仕事をしなければならないので子どもの面倒まで見られない現実はあると思います。こんなことが背景としてある中での子育て支援の充実について、地域で子どもを育てる施策が必要であるとのお考えは、なるほどと思うところです。
 村では、放課後の児童の居場所を確保するために「児童クラブ」を運営しています。児童の面倒を見る親代わりとも言うべき、教員免許のある指導員の確保が難しいこともあり、西小学校の隣の片桐区民会館で常設し、東・西小学校の子どもを受け入れています。
 必要とあれば、葛島区民会館の利用もどうかというご提案誠に有りがたいわけですが、東小学校から離れているので、現実は葛島地区の児童しか利用できないのではないかと考えます。葛島地区の児童はその地区で見ることができれば良いと言うことも言えますが、複数施設開所は指導員の確保が難しいと考えます。
 働く親の子育ての負担を軽減し、安心して保育園に預けていただけるように、保育所運営審議会に、保育料の軽減化について検討をお願いしています。また、土曜日の園児の預かりにつきましても、平日と同じように保育を延長して実施することを検討しています。
 子どもが元気に遊び、勉強できる環境を整えることは、児童クラブの設置だけでは済まないであろうと考えています。教育委員会では、中学生の授業を補完するための「補習」を希望者に限ってではありますが、検討しているように聞いています。
 葛島区民会館の利用についてご提案をいただきましたので、早急な方向付けはできませんが、村の実施する事業、教室などの開催場所として、地域施設の有効利用という観点からも検討してまいります。

平成29年12月28日(木曜日)
中川村長 宮下健彦

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