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以下の手紙を受け付けました。
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受付日 : 平成29年10月24日(火曜日)
公開可否 : 公開可
返信の必要 : 有り
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空き地の活用のお願いについて
先日、御話ししました(懇談会の時)、三共地区仲林平のあいている土地を村で購入していただき、村住及び企業等で活用を考えてほしい。学校設立希望土地として40年がすぎ今のままでは住宅しか活用がない土地となっています。不動産を通し話しも進めていますが、なかなか購入者もあらわれません。このままでは農業委員の人にも草を刈れとか見た目が良くないとも言われ困っております。村のホームページ等やなにかをつかって購入希望者を見つける方法があればありがたく思います。
***************** 以下回答 *****************
村長への手紙読ませていただきました。その前に、連日の地区懇談会等で十分内部検討する時間がとれず、返事を1ヶ月以内にと、内部で決めたにも拘わらず遅れたことお詫びします。
さて、お尋ねの三共地区、中林地籍の一連の土地は、かつて、中学校建設候補地の一つとして、農業振興地域の農用地区域から除外された農地です。
今は、民間事業者による宅地開発が進み、その土地に家が建ち、建築予定の土地も含めると十数軒の家が建ち並んでいる状態です。それは、この地籍が西山を正面に見る景観に恵まれ、下水道も接続が容易であることなどから、移住先にと決められたものと推察しています。
もとは、農地ですので、直ぐに宅地等開発が進まなければ、農地として維持する必要があり、しばらくの間、農業生産をするか、維持に専念していただくしかありません。
村が土地を買い上げ、分譲して売り出すべきとのご指摘ですが、分譲は建築需要を見ながら行う必要がありますので、この地籍のみを対象にすることはできません。
昨年度から、小平地区との話し合いを進める中で、分譲3~4区画とすることを決めたばかりです。
その他に、住宅地として誘導すべき都市計画で線引きしてある地区からも、宅地化、村営住宅を誘導してほしいという声もあり、順序とするとこれらの地区で検討する方が先になります。
中林地籍は、条件が良く、今後も民間事業者の手による開発を大いに期待しています。
この地籍が居住環境に優れたものがあることを理解した上で、不動産取引に手を出せない村としては、今後民間事業者とも連携してこの地籍を売り出せないかは探っていきたいと考えています。
ご理解の程、よろしくお願いします。
平成29年12月25日(月曜日)
中川村長 宮下健彦