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《村長の部屋》 第1回金魚すくい長野県予選大会が中川村で開催されました

記事ID:0008729 更新日:2023年7月19日更新

第1回金魚すくい長野県大会がサンアリーナで開催されました。

 7月16日(日曜日)、第1回金魚すくい長野県大会(兼甲信越静予選大会)がサンアリーナで開催され、来賓としてご挨拶並びに「ポイはじめ式」で人生初の「3分間の金魚すくい競技」を体験しました。

 「ポイはじめ式」での成果は、金魚1匹であります。(前日朝、奈良県大和郡山市から届いたばかりの、活きのいい金魚で、夜店で“すくう”のとは勝手が全然違う!すばしっこく、ポイの上に捉えたと思う時には、スイスイ逃げる。)3分間があっという間に過ぎ、久しぶりに夢中になる時間を過ごしました。

なぜ、中川村で金魚すくい県予選大会なのか?

 大会を主催している大和郡山市では、江戸時代に大和国郡山藩を開いた柳沢家(5代将軍綱吉に仕えた柳沢吉保の子吉里が開祖)が、金魚を飼育することを進めたことで金魚飼育が盛んになったそうです。現在、全国金魚すくい選手権大会は、第28回を数えるほどの歴史があるようです。

 豊臣秀吉や徳川家康に仕えた大和国竜田藩主の片桐且元や、その弟で同国小泉藩の片桐貞隆の祖父が中川村片桐地区の出身にあることから、大和郡山との関係が持たれたことがきっかけとなったものです。

 大和郡山市に片桐史友会のメンバーと市長表敬訪問をした際、上田市長から「少なからぬ縁。長野県予選大会を中川村で開催されたらいかがか。」の一言で、県予選を冠した大会を開催する運びとなった次第です。

 一昨年、金魚すくいの競技とコツを伝授すべく、金魚すくい道場主宰の下村康氏をはじめ師範の皆さんにお越しいただきましたが、コロナ禍のため「第1回金魚すくい長野県大会」は開催できずにいました。今年はコロナ禍の縛りが解けたことで晴れての予選大会となり、小学生や一般含めて71人のエントリーがあり、金魚すくい道場の皆さんの指導で、予選大会が正しくルールに則り行われ、賑わいました。

代表者が第28回全国金魚すくい選手権大会に参加します

 小学生、一般の部で5位以内に入った皆さんは、8月20日(日曜日)に行われる全国選手権大会の県代表として参加します。「金魚すくい?」しょせん遊びと侮るなかれ。全国大会の優勝者は、決勝まで勝ち抜き、3分間で合計90匹近くをすくう、1回で4~5匹の金魚をすくう離れ業の持ち主であること。同時に複数匹すくうのを実際見れば驚きという以外ないのです。

 子どもから大人まで夢中に、和やかに遊べる「金魚すくい」が村に根付くことで、新たな文化や交流が生まれると面白いと思いました。県予選大会を支えた、公民館社会文教部会の関係者の皆さん、お疲れ様でした。第1回は、成功のうちに閉幕となりました。8月20日は大和郡山市体育館「金魚スクエア」に出場者の応援に行きます。

中川村長 宮下健彦

当日の様子

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