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《村長の部屋》 令和4年度子ども議会 開会あいさつ

記事ID:0007640 更新日:2022年11月8日更新

 11月8日(火)に令和4年度中川村子ども議会が開催されました。

 ふるさと学習(キャリア教育)に取り組んできた子どもたちが、一連の学習のまとめとして中川村子ども議会で村の課題解決に向けた提案を行い、社会を生き抜く力を養うことをねらいとして、中学3年生の代表10人が「議員」になり、質問と提案を行うもので、議会を再現した形で行いました。

 10人の議員の質問と提案は的を得たものであり、答弁に窮する質問もありました。概ね課題は村が把握することと一致したものでありました。人口減少対策、移住・定住の促進、村の良さを発信できていないなど厳しい質問もありましたが、参考とするべき質問もありました。LGBTQなどの少数者を大切にする社会の実現など鋭い質問もいただきました。

 子ども議会で行った挨拶をここに掲載します。


 みなさんこんにちは。令和4年度中川村子ども議会を開催しましたところ、議員各位には、はつらつと中学校での生活をおくっておられるなか、定刻にご参集いただきまして感謝申し上げます。

 ここで、新型コロナウイルスの感染者が急増しつつある現状について報告をいたします。昨日7日の長野県における新規感染者数は1,005人と発表されました。第7波のピークでありました8月中旬並みの多さであり、感染拡大の再来であります。上伊那地域は、警戒レベル4から5に、確保病床使用率は47.1%に達しており、50%目安の医療非常事態宣言発出に近づいています。

 県の分析によりますと、20歳未満と30~50代が発症者の75%を占め、家族内感染が広がっているとして、外出、人混みでのマスクの着用、手指の消毒、検温など日常生活での感染予防の徹底を改めて呼びかけています。村も、公式ホームページなどで繰り返し呼びかけておりますので議員各位にも改めてお読みいただきますようお願いします。

 さて、本日の会議には中学3年生の中川村の学習を通じて、村の現状と課題を分析し、代表する10人の議員のみなさんに質問と提案の事前通告をいただきました。本会議におきまして、質問に対して村から答弁を行います。住みよい村づくり、移住や定住を前に進めるための真摯な議論ができますよう期待を申し上げ、議会開会のご挨拶といたします。

令和4年11月8日 中川村長 宮下健彦