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《村長の部屋》 令和4年第1回臨時会 閉会あいさつ

記事ID:0006002 更新日:2022年1月20日更新

 第1回臨時会の閉会に当たり、一言ごあいさつをいたします。

 ただ今提案いたしました、災害復旧工事請負契約の締結に関する議案及び令和3年度一般会計補正予算第8号の議案につきまして原案どおり承認をいただきました。改めてお礼申し上げます。

 観光開発株式会社 望岳荘の営業につきましては、宿泊、宴会、日帰り入浴、食堂部門それぞれで毎月の目標を立て、達成するように取り組み、月の終盤で実績値と突き合わせ、お客様の声をうけて接客を改良し、さらに翌月の目標を達成するよう職員一丸となって取り組んでおります。コロナの第5波の終息に向かう10月は目標達成とはいかなかったものの、長野県の宿泊割引補助等の追い風もあり、11月、12月と目標をクリアする営業を続けてきました(経常損失11月50万円、12月10万円)が、第6波の急激な感染拡大のあおりを受けて、本日から当面の間、宿泊、宴会は受け入れず、日帰り入浴は村民の方に限り受け入れ、食堂は中止しテイクアウトのみとすることと致しました。職員も工夫と努力である程度先が見通すことができ手応えを感じてきた矢先であり、非常に残念です。

 村内の飲食業の皆さん、イベントを中心に活動するフリーランスの皆さんからのため息も漏れ聞こえるようですが、関係する事業者の皆さんの声を集めて、次の対処を考えて行かなければなりません。

 令和4年度の主食用米の栽培に関する生産目安値を各集落にお示しをする時期が来ています。農家は、目安値をもとにそれぞれの水稲苗の注文、肥料・農薬の発注をする時期にありますので、コロナ禍ではありますが、きちんとした説明をしなければと考えております。

 1月15日には、南半球の海底火山が噴火し、津波が日本にも到達しました。津波の規模は小さいとは言え、現地トンガでは複数の死者も出ているようですし、今回の火山噴火はフィリピンの火山の噴火で気候変動を起こし記録的な冷害や、農作物に影響をおよぼした平成5年の経験が頭をよぎりました。火山学者によれば、今回の噴火はピナツボ火山の噴火より小さく、南半球の火山噴火であることからその心配は小さいとのことです。

 来年の作付けの準備、果樹のせん定作業が本格化してきますが、凍みる寒い冬の後に暑く日の光が降り注ぐ「伊那地方独特の気候」となり、農作物の豊作を願うところです。

 感染者の山はこれからも続く覚悟をしつつ、日常の感染予防対策は続けるよう村民の皆様にも改めて発信し、お認めいただいた補正予算の執行をさっそく行ってまいります。また恐縮ではありますが、臨時会に引き続き、1月後には新年度予算案を審議いただく定例会をお願いする考えでおります。

 感染防止の原則を守りながらの議員活動も続けていただきますようお願いし、閉会のご挨拶とします。
本日は、誠にありがとうございました。

中川村長 宮下健彦​