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《村長の部屋》 令和3年第1回臨時議会 閉会あいさつ

記事ID:0004495 更新日:2021年1月28日更新

 第1回臨時会の閉会に当たり、一言ごあいさつをいたします。

 ただ今、提案いたしました補正予算案1議案につきまして原案どおり承認をいただきました。改めてお礼申し上げます。

 一昨日、衛星放送で永久凍土が溶け出していて、生息する動植物に異変が起きているという番組がありました。衝撃的なのは、永久凍土のなかから、3万5千年ほど前と思われる、今見られるウイルスより遙かに大きい未知のものが見つかっている。もしかしたら、現在の生物に対して大きな毒性をもつものかもしれないとのこと。

 2016年には、永久凍土から出現した炭疽菌により、トナカイや現地の遊牧民に感染し死者が多数出たため、一帯を立ち入り禁止区域とした場所がシベリアに広がっていることなど「地球温暖化の影響」を警告するものでした。

 過日中川村果樹研究会の会議があり、農協の技術指導員から発言がありました。「田島から西原に登る中段の片桐大林地籍の竜峡小梅がほころびはじめていて、暖かさと雨があると一気に開花する枝が見られる。ほころび始めは、弱っている枝の先端に現れる現象だが、例年よりさらに早い気がする。」との報告です。

 梅は、他の果樹の開花と少し様子が違い、暖かさと降雨に左右される植物であるようですが、今の暖かさが続けば、果樹全体の萌芽を進め、開花が早まったところに遅霜があると心配だとの推測もされていました。

 まだまだ、コロナの影響は及ぶものと覚悟しつつ、お認めいただいた補正予算の執行を早速行ってまいります。
恐縮ではありますが、臨時会に引き続き、一月後には新年度予算案を審議いただく定例会をお願いする考えでおります。

 新型コロナウイルス感染の波が押し寄せていますが、感染防止の原則を守りながらの議員活動もしていただきますようお願いし閉会のご挨拶とします。

中川村長 宮下健彦