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《村長の部屋》 令和2年9月議会定例会 閉会あいさつ

記事ID:0004015 更新日:2020年9月25日更新

 長期間にわたる議会、お疲れ様でございました。

 本議会に提出しました、中川村特別運転資金利子補給積立基金条例及び太陽光発電施設の設置等に関する条例の2つの新設条例、及び2つの条例の一部を改正する条例並びに令和2年度中川村一般会計第7号補正予算及び2つの特別会計補正予算を可決承認いただきました。また、本日提出いたしました令和2年度中川村一般会計第8号補正予算、加えまして令和元年度の一般会計歳入歳出決算、5つの特別会計歳入歳出決算並びに水道事業決算等8議案全てにつきまして本日認定いただきました。

 また、本日提出致しました任期満了を迎えて、新教育長、教育委員1名の任命議案につきましてもご同意を賜りました。改めて、お礼申上げます。

 決算特別委員会で出されました、質問事項等事業実施に関しての課題につきましては、関係部署において検討し、これからの予算執行、事業実施に生かすとともに、新年度の予算編成時の参考に致します。議会開会中ではありましたが、14日に村の高齢者の長寿を祝う高齢者祝賀訪問を行いました。簡単にご報告を致します。

 先ず、今年88歳を迎える44人の皆様には、担当地区の民生児童委員の皆様から、99歳の白寿を迎える3人の高齢者の皆様と、めでたく区切りとなる100歳を迎える4人の高齢者の皆様には私が訪問し、長寿をお祝いし、100歳の皆様には内閣総理大臣及び長野県知事の祝賀表彰及び金杯を伝達いたしました。

 このままお元気でお過ごしならば、来年は100歳を3人の方が迎えられることになり、100歳は希な存在ではなくなったということを実感致しております。

 季節は、秋から冬へ向かいインフルエンザの流行期を前に、罹患すると重篤化が心配される高齢者等の予防対策に加えて、赤ちゃんから小中学生・高校生など若い人が感染しても軽く済むよう、インフルエンザ予防接種に対する補助をお認めいただきました。

 新型コロナウイルス感染の予防は、手洗い、マスクの着用といった日常の心がけに加え、社会的な距離を保ち、人との接触時間をできるだけ短くするなどの基本的な生活は当分続けなければなりません。ワクチンの開発が急がれていますが、若い人のインフルエンザの感染・重症化を防ぐ予防接種の普及は二つの感染の内、一方のリスクを下げるのに十分な効果を発揮するものと期待されます。希望者に対してワクチン接種ができるよう、診療所のお二人の先生と綿密に相談し、計画的に進めてまいります。

 村の行政機構を改め、7月から新しい体制で業務を始める予定でいましたが、新型コロナウイルス対策を最優先の課題として対策を講じたため、実施を延期してきました。10月1日をもちまして、新しい機構に変革し、業務を行います。

 新しい機構と担当業務の内容はすでに配布の9月号広報で村民の皆様にはご案内しているところですが、職務の引き継ぎはすでに済ませて、9月28日からは新しい体制で仕事を続けてまいります。

 秋の刈り入れの最中(さなか)、台風12号の進路が気にかかりましたが、幸い上陸することなく昨日、千葉県沖の太平洋で温帯低気圧に変わった模様です。

 強風による稲の倒伏、果実の落下の報告も今のところ無く、それぞれの作物の収穫作業が順調に進んでいるようでありますが、加えて適度な雨と自然な気温の低下があるならば、味覚の秋に相応しい季節を迎えられることを念じつつ、議員各位におかれましては、時あるごと、村政に対してご意見、ご提言いただくことをお願いしまして、定例会閉会にあたってのご挨拶とさせていただきます。

令和2年9月25日 中川村長 宮下健彦