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6月定例議会の閉会に当たり、一言ごあいさつをいたします。
6月8日からの定例会では、初日に審議いただきました14の議案と本日提出いたしました工事変更請負契約に関わる議案すべてお認めいただきました。あらためて、お礼申し上げます。
議会会期中、6月10日の全員協議会で、新型コロナウイルス関連の村独自の事業者支援施策について中間の報告を致しましたが、本日現在新たな申し込み等がされておりますのでこの場をお借りして、報告いたします。
1 新型コロナウイルス感染症対策商工業支援補助金について
申請件数 42件から57件に増加しています。
申請金額 7,790千円から10,766千円に増加しております。
2 休業再開支援金について
申請件数 1件から2件に 申請金額100千円から200千円に増加しました。
3 制度資金に関してですが
セイフティーネット保証4号認定 14件から16件に2件増
同セイフティーネット保証5号保証 6件から10件に4件の増となりました。
4 村制度資金融資(特別運転資金)状況は
融資実行件数 15件から1件増の16件に
融資金額 77,490千円から57万円増の78,060千円に
それぞれなっています。
信用保証協会の保証で、国・県の制度資金借り入れの前提となります、セイフティーネット保証認定件数が急増しており、業種も多岐にわたっていて、新型コロナウイルス関連で影響を受ける個人から法人まで、また多種・多様の業種に影響が及んでいる実態が改めて浮き彫りになっております。
村の支援施策は、今後も引き続き求められるものと想像し、準備を進め実行してまいりますが、プレミアム商品券の発売と使用できる村内の店舗について、村商工会加盟店に限らず、より多くのお店でも使用できるようにしてまいりたいと考えております。しかしながら、数種の支援対策が商品券を介したものになっており、村商工会事務局に一任するのも無理が生じることが予想されます。
商工会と連携・協力して、スムーズな商品券の購入・使用と、プレミアム付加分の代金請求がされ、消費する側とサービス提供するお店等双方にメリットが生まれるように進めてまいります。
昨日から、伊那地方も梅雨に入ったと思われる宣言がされました。
10日には、天の中川河川公園を会場にして、天竜川上流河川事務所と飯田国道工事事務所合同主催のポンプ車両を使った排水、投光車両による照明訓練が行われました。
同所と災害時応援協定を結ぶ建設事業者の皆さんと、中南信新地方の自治体職員も参加し、機械操作の実地訓練が行われました。当役場も、危機管理係担当者が出席し訓練を受けてきました。
最後に、6月は土砂災害防止月間にあたります。新型コロナウイルス感染症にかからないよう自らの行動を律しつつ、自然災害にも留意して本格的な夏を迎えていただくことを申し上げ、6月定例議会閉会にあたってのご挨拶とします。
令和2年6月12日 中川村長 宮下健彦