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《村長の部屋》 令和元年9月議会定例会 閉会あいさつ

記事ID:0001375 更新日:2020年1月17日更新

 長期間にわたる議会、お疲れ様でございました。
 本議会に提出しました、中川村印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例等6つの条例の一部改正、中川村辺地対策総合整備計画の変更並びに令和元年度中川村一般会計補正予算及び4つの特別会計補正予算並びに、令和元年度中川村水道事業会計補正予算は既に可決いただきましたが、加えて平成30年度の一般会計歳入歳出決算、5つの特別会計歳入歳出決算並びに水道事業決算等7議案全てを本日認定いただきました。
 また、本日提出致しました教育委員の任命議案の同意、人権擁護委員候補者の推薦につきましても決定をいただくなど、全ての議案等を可決、同意賜りましたこと改めて、お礼申上げます。
 決算特別委員会の中で出されました、質問事項等事業実施に関しての課題につきましては、関係部署において検討し、これからの予算執行、事業実施に活かすとともに、新年度の予算編成時の参考に致します。
 議会開会中ではありますが、村のご高齢者の長寿を祝う高齢者祝賀訪問、国の機関との協議、長野県建設部長に提言、懇談等行ったこと、交通死亡事故ゼロ1000日達成表彰を受けたことなど簡単にご報告を致します。
 先ず、9月12日には、今年88歳を迎える45人の皆様、99歳の白寿を迎える6人の高齢者の皆様、めでたく区切りとなる100歳を迎えるお一人と100歳超えてなお、お元気でおられる4人の高齢者の皆様を訪問し、長寿をお祝いし、100歳の皆様には内閣総理大臣及び長野県知事の祝賀表彰を伝達いたしました。
 長寿の時代を迎えております。88歳米寿を迎える皆様が増えており、今回から地区を担当する民生児童委員さんからお祝いを伝えていただくように変更しましたが、このままお元気でお過ごしならば、来年は100歳を6人の方が迎えられることになり、100歳は稀な存在ではなくなったということを実感致しております。
 同じく9月12日には国交省天竜川上流河川事務所、天竜川ダム統合管理事務所の職員の皆さんと、天竜川左岸堤防の改修調査、小渋ダム完成50年となる今年の記念事業及び洪水、ダム放流時の通報等の手順と関連する地域への避難等の勧告、指示など入念な打ち合わせを行いました。とりわけ、天竜川左岸の堤防改修については、関係地域への説明等、事業実施に向けて具体的に準備をすすめたいとのことであります。
 村からは、堤防強化のための改修工事を歓迎しつつ、河川の中に生える樹木の伐採、搬出に合わせて、小和田地籍の堆積土砂による河道断面が小さくなっている天竜川内の浚渫等を要望して参りました。
 9月17日には、過日発足した国道153号リニア北伊那バレー改良促進期成同盟会が正式に旗揚げし、リニア新駅から北へのアクセスを良く、重要物流道路指定の国道153号のバイパス改良等の要望を関係4町村長が、長野県建設部長に対して要望して参りました。
 この日、リニア推進室を訪ねて、松川インター大鹿線中途の半の沢谷埋め盛土の計画に関しても申し入れを行ってきました。要点は、
1 半の沢盛土の同意の前提は、中川村所有地の長野県への所有権移転であること。
2 半の沢は村が管理者となっているところですが、埋め土の後、流路として整備した後、長野県が引き続き管理すること。
の2点であります。
 長野県としては、中川村の意向を踏まえて内部で協議するとのことであります。この2点につきましては、村として引き続き強く要望してまいります。
 令和元年7月31日をもって、中川村は交通死亡事故ゼロ連続1000日を達成し、今なお更新中です。9月19日、上伊那振興局において、長野県知事表彰を振興局長から伝達していただきました。これも、偏に伊南交通安全協会中川支会はじめ、関係者の地道な中にも熱心な取組み、交通事故無事故の啓発の取組み等によるものと感謝しつつ、交通死亡事故は元より、交通事故を減らすよう一層の取組みをすすめて参るよう気を引き締めたところです。
 心配しました台風15号は、当地方には目立った被害は引き起こすことはありませんでしたが、関東地方に大きな爪痕を残しました。送電鉄塔と電柱の倒壊により大規模で広範囲の停電が長く続いていましたが、東京電力は、昨日ようやく停電地域で全て通電復旧したと自社のホームページで公開しましたが、まだ、停電中の地域もあると昼の報道にありました。
 昨年の北海道胆振東部地震によって全道がブラックアウトと言われる停電を引き起こしたことは記憶に新しいところですが、電気に頼った現代社会にあっては、この事態を教訓に、既存の送配電施設の点検・老朽化施設の改修を更に強め、発電所からの安定した電力供給の体制を電力会社には願うものです。
 今月末29日には「信州なかがわ陣馬形山ヒルクライム大会」が開催されます。ロード・クロス自転車の参加者、一般のエンジョイ部門の申込者合わせて昨年を上回る220人のエントリーがされています。信州中川ハーフマラソンに比べると規模はかなり小さくとも、陣馬形山をはじめ、「美しい村なかがわ」を宣伝する機会と捉え、昨年開催を見送った苦い経験から今年こそと、実行委員会の皆さんはじめ100名を超える多くのボランティアの皆さん、張り切って準備を進めていただいています。
 強風による稲の倒伏、果実の落下の報告も今のところ無く、収穫作業が順調に進んでいるようでありますが、適度な雨と自然な気温の低下があるならば、収穫の秋に相応しい季節を迎えられると念じつつ、議員各位におかれましては、村政に対しまして、温かい目でご意見、ご提案くださいますようお願いしまして、閉会にあたってのご挨拶とさせていただきます。

令和元年9月25日
中川村長 宮 下 健 彦 

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