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《村長の部屋》 天竜川中流域直轄地すべり対策事業着手式に出席しました。

記事ID:0001371 更新日:2020年1月17日更新

 

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 6月15日天龍村文化センター なんでも館で、標記の事業着手式式典があり、出席しました。
 天竜川上流直轄砂防事業期成同盟会(会長は杉本駒ヶ根市長)では、天龍村、阿南町における大規模地すべり対策が急務であることから、当地域の地すべり対策事業化の運動を続けてきた結果、国(国土交通省中部地方整備局)は調査を実施し、最深度50数メートルで地すべりが発生する恐れを認め、対策事業化の運びになったとの説明がありました。
 天龍村平岡地区、同村中井侍(なかいさむらい)地区及び天竜川上流の阿南町開窪地区を国が、平岡地区と中井侍地区の中間、天竜川右岸の福島地区を長野県がそれぞれ担当し、令和元年度から20年度の計画で工事。国の予算規模は195億円を投じて、工事が行われるようです。
当地域は、天正元年(1662年)に地滑りにより阿南町に深見池が出現したこと。1718年遠山地震により崩落土砂が天竜川をせき止め、上流側が水没するなど、記録に残るだけでも5回の大災害が発生しているようです。
 集水井工、排水トンネル工、水路工及びアンカー工などを組み合わせて地すべりを押さえる工事を行うというもので、式典には、国会議員、長野県知事はじめ、下伊那郡選出県議会議員など多数の来賓を迎え、厳粛のうちに儀式が行われました。
 中川村でも、桑原地区で砂防の調査が行われていますが、村民の永年の悲願は、天竜川の堤防の強化、湛水地域の解消です。
 近年の予想を上回る降水があると、天竜川氾濫原の殆どが水没するとハザードマップには示されていますが、現状の余裕高不足の旧堤防の嵩上げ、強度化に早期に着手していただけるよう、国に対する要望活動を強めて参りたいと改めて決意し帰路につきました。

令和元年6月15日
中川村長 宮 下 健 彦

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