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《村長の部屋》  上伊那ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会で過去最高の成績

記事ID:0001356 更新日:2020年1月17日更新

 7月4日(水曜日)から降り続いた集中豪雨は、中国地方、四国及び近畿地方を中心に100人を超える尊い命が犠牲となりました。改めて、災害に見舞われた方々に対してお見舞いを申し上げます。
 7月5日(木曜日)から7日(土曜日)にかけて、北海道鶴居村において、「日本で最も美しい村」連合定期総会が開催されました。私も出席を予定していましたが、5日(木曜日)の早朝、出席を取り止め中川村に残りました。大雨による土砂災害警戒情報の発令、天竜川の洪水警報が矢継ぎ早に出される中で、警戒本部を設置し消防団の警戒巡視も得て警戒体制を維持して参りました。結果として、村内に殆ど被害がなく安堵しましたが、村消防団の皆さんは、警戒態勢を取りながら、操法大会の練習もほとんどできない中で、8日(日曜日)の上伊那ポンプ操法大会・ラッパ吹奏大会に参加しました。
 結果は、小型ポンプ操法の部で第7部が第2位に、ラッパ吹奏の部でラッパ班が第3位になるなど、過去最高の成績を収めることができました。
 出場チームの皆さんおめでとうございます。5月の連休から平日夜間、休日も調整して訓練に取組んで来られた出場団員と側面から支える部、分団員のチームワークの集大成としての結果であり、この成績を収めることができたこの年から、中川村消防団の結束力が飛躍的に高まり、もう一つ上を目指していただくことを願っています。

 

ラッパ班の様子操法大会の様子1
操法大会の様子2出場した中川村消防団の集合写真


 郡大会の2週間前にはJR伊那田島駅付近で建物火災が発生しましたが、JR東海勤務の団員の機転等により列車を止め、軌道を横断して放水するなど最小限の被害に止めることができたことも私たちの記憶に新しいところです。
 ポンプ操法がコンクール形式に過ぎているのではという声も聞かれますが、有事の際に、素早く、誤りの無い指揮系統をもっての消火活動は訓練された消防団ならではと頼もしく思います。
 若い人が少なくなり、勤務形態も3交代が当たり前の時代にあって、少数ながらといっても184人の団員を擁し、高い士気をもって村民の命や財産を守る中川村消防団に、多くの若い人達が加わっていただくことを強く願っています。

平成30年7月9日(月曜日)
中川村長 宮下健彦