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《村長の部屋》平成29年度 年度納め式あいさつ

記事ID:0001350 更新日:2020年1月17日更新

 平成29年度末納め式にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
 2017年、平成29年も瞬く間に過ぎ去り、残すところ3日となり、いよいよ本日年度末の区切りとなりました。
 職員の皆さんには、本年度末日の勤務を終え、ご参集いただき、大変お疲れさまです。副村長をはじめ教育長、職員の皆さんには、この1年間中川村の行政進展のために、それぞれの分野、それぞれの部署においてご努力、ご協力をいただき、本日を迎えることができました。1年間のご苦労に対し厚くお礼を申し上げます。
 さて、私事に沿いますが、1年間を振り返ってみますと、4月の村長選挙の後、早々に各課の課題、関係する現場などを案内いただき、行政課題について大枠を把握することができました。また、6月議会での所信表明、9、12月議会では、農業、商工業をはじめとする産業の振興策、自主財源確保の観点からふるさと納税に対する考え方、村政の進め方に関して地方自治そのものについてなど、多くのご質問もいただきました。また、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟して、どのような村を目指すのか、リニア中央新幹線工事に伴う、発生土利用についてもご意見をいただいてきたところであります。
 このような中で、公約に掲げた「福祉医療の医療機関窓口支払いの無料化」、「出産祝い金の引上げ」について実現することができました。曽我前村長の時代に策定した、「まち・ひと・しごと創生中川村総合戦略」の数々の事業の中で、実施を託されました、「農村生活お試し住宅」、「お試しシェアオフィス」も完成し、入居者、入居事業者を呼び込むための宣伝やネットでの拡散なども並行して進めています。人口減少の中にあって移住定住を促進するため、村営住宅「ラ・メゾン中組」も完成し、5組の世帯の入居申込みがあります。引き続き、入居者を募集していきます。
 昨年9月末から12月初旬にかけて地区懇談会を行い、村民の皆さんからは多岐にわたる課題、地域ならではの課題等について発言や意見をいただきました。行政側から、少子化高齢化の急激な進行に合わせ、人口減少を踏まえて、「まち・ひと・しごと創生中川村総合戦略」の目指す方向と重点施策を説明し、一定のご理解を得たものと考えています。関連して、移住定住を促進する観点から、空き家の有効利用については、村が買取り、あるいは借入れをして希望者に紹介することも含めて、検討することを議会から提案をいただいています。新年度の課題として企画委員会を柱にして検討を進める必要があると考えています。
 村発足60年の様々な事業の大筋を決め、それぞれの責任分野で取組みを進めていただいています。また、次期基本計画の策定に向けた準備を開始していく必要があります。
 内閣府所管の「地域再生計画」をつくり、まもなく事業認可通知が来るものと考えています。「陣馬形山魅力想像プロジェクト」整備事業は、「企業版ふるさと納税」で、伊那食品工業株式会社の協賛をいただきました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
 年末から、年始にかけて慌ただしく、忙しい中ではありましたが、この整備事業計画づくりに関係した職員にも特に、お礼を申し上げます。行政の仕事は、国の施策方針に左右されることが多々ありますが、村民に納税してもらうこと、村民福祉の向上のため日々行うこと、学校教育の振興、社会教育の分野で講座、教室を計画し実施することなど、多くは地味で繰り返しの、しかし、大切な仕事がほとんどです。行政全体を見ますと、概ね満足のいく成果が得られたと思っています。それぞれの部署で、組織で来年度へ引継ぐべき課題を明確にして、仕事をつないでいっていただきたいと思います。
 行政の仕事に終わりはありませんが、携わる側には区切りとすべき時があります。3月末日をもって、定年による退職、ご家庭の都合により退職される職員がいます。また、長野県から人事交流で1年間の期限付きで派遣、一緒に仕事をしていただいた職員もいます。総務課長の米山さん、保健師の松田さん、県職員の小野さん、勤務年の長短はありましたが、お勤めいただきましたこと、ご労苦に対しましてお礼を申し上げます。地域包括支援センターで、4年間ではありましたが、社会福祉士の衛藤さんには、高齢者、障がいのある方の保護、成年後見を進めていただきました。ありがとうございました。
 上伊那広域連合に派遣している若山さん、長野県に派遣しています桃沢さん、お2人には、もう1年それぞれの派遣先で仕事をしていただくことになりました。何かと苦労が多いものと思いますが、確りと仕事をし、派遣先の期待に応えるとともに、自信の成長のため頑張ってほしいと思うところであります。
 終わりに、職員とそのご家族の皆さんのご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、職員の皆さんの1年のご努力、ご協力に対し、重ねて感謝し、年度末にあたってのご挨拶といたします。大変ご苦労様でした。

平成30年3月30日
中川村長 宮下健彦

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