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《村長の部屋》 村長就任にあたって

記事ID:0001342 更新日:2020年1月17日更新


2017年5月15日 就任式あいさつ


就任挨拶をする宮下健彦村長の画像

本日をもちまして、中川村長に就任いたしました。
田島地区出身の宮下健彦でございます。どうぞよろしくお願いします。
 予想されていたことですが、村の人口が減少しています。老年人口が増加する一方、年少・生産年齢人口が減少しています。農業に従事する人口の割合が高い中川村は、担い手の高齢化が心配です。また、近い将来、地域の衰退に繋がるのではと懸念されます。商業の振興についても同様です。村の抱える課題を一つ一つ挙げて考えるとき、責任の重大さを改めて思い、身の引き締まる思いをいたしております。
 私は、長年行政に携わってきましたが、産業振興施策、医療、福祉施策も少しずつ変わってきていると思っています。村の今の施策を正しく理解し、その上に立って、公約を具体化し、実施して行きます。村の職員の皆さんにお知恵を出していただき、議論し、形にしていくよう心がけてまいります。重ねてよろしくお願いします。
4年間の任期中に実現したいことは、
 先ず、村の基幹産業である農業を振興すること。消費する側の求めるものをしっかりとつかみ、生産、加工、販売という仕組みをつくることです。農業の6次産業化をすすめるなかで、新たな雇用も生まれればと考えています。
 また、新規就農者が農業研修後にスムーズに農業生産に移行できる支援策も作りたいと考えています。
 日本の景気の動向に左右されることではありますが、村の農業が元気になることで、商工業にも刺激となり、村の経済全体が活発になっていくものと考えています。
 そして、出産から子育てまでの支援策をさらに充実し、子どもたちが元気に育つ村づくりを進めてまいります。
 子どもが病気やけがをしたとき、安心してお医者さんにかかれるように、医療機関窓口完全無料化を早期に実現したいと考えております。医療機関の理解を得て医療費給付制度の見直しを行い、議会の同意をいただき、できるだけ早い時期に実施してまいります。
 中川村は、医療や子育て環境、高齢者福祉施策等はかなり整っていると感じていますが、利用する村民の側にたって、今ある施策・制度を検証し、更に充実したものにしていきます。
 さて、移住し定住を多くの市町村が呼びかけていますが、全国の若者が、「中川村で働き、暮らしたい。」あるいは、リタイアした方が、「次の人生を中川村で頑張ってみたい。」と思えるような村の魅力を、発信し続けるように工夫をすることが必要だと考えています。そのために、村に移住し定住を進める方策を研究し実施してまいります。田舎暮らしを求める人たちについても、空き家利用を進める工夫も必要と考えています。
 リニア中央新幹線トンネル工事が始まりました。工事が本格化する前に、工事車両の通行による生活環境が悪化することのないように、しっかりとした対策を求めて行かなければなりません。
 早急に実現すること、4年間の中で仕組みを作り、軌道に乗せる施策など、多岐にわたる公約がありますが、村民の皆さんに丁寧な説明を行い、実施してまいります。村民の皆さんと力を合わせ、この村に住んでよかったと思えるような村にしていきます。
 以上、村長就任にあたってのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。

宮下 健彦

 

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