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《村長の部屋》 令和8年6月議会定例会 閉会あいさつ

ページID:0013325 更新日:2026年6月18日更新 印刷ページ表示

 6月定例議会の閉会に当たり、一言ごあいさつをいたします。

 今定例会では、提案申上げました報告承認案件5件と議案10件すべてにつきまして提出原案どおり承認、可決をいただきました。改めて、お礼申し上げます。

 6月16日(火曜日)ですが、新田副知事が上伊那地域現地視察で来村され、ツキノワグマ被害防止対策について懇談を行い、上前沢地籍の前沢川両岸の竹林、灌木等伐採し緩衝帯を整備した現地を視察いただきました。

 片桐地域での出没は、県管理河川を下り、段丘崖の付近で多く見られる特色があり、ゾーニングが難しいこと及び、隣接町との連携の重要性を説明し、理解いただいたものと思います。あわせて、県管理河川内の草刈りが重労働であることから、河川内の山状態の土砂を平らにしてもらうよう要望を行ったところです。

 さて、今定例会は中川村第17期として最後の議会となりました。第17期の議員各位とは、令和4年8月24日臨時議会を招集し専決処分2件の承認と監査委員選任の議案を審議いただき、これらを承認いただいたのがはじまりでした。

 思い返しますと、17期議員活動の開始時は、新型コロナウイルスの変異したオミクロン株の流行時であり、ワクチン集団接種を続けていました。令和5年5月8日、新型コロナウイルス感染症が流行性インフルエンザと同列の第5類に分類されることになり、新たな日常が始まりました。

 令和4年2月24日からロシアのウクライナ侵攻により、窒素肥料等の輸入が難しくなり化学肥料や農業資材価格が高騰するなかで、国の農業者支援対策及び商工業者等原油価格高騰対策支援交付金の効果的な使途とその額、また新型コロナ対応地方創生臨時交付金の活用を令和5年度一般会計予算等に盛り込む議論をスタートとし、形は多少変わりましたが、物価高騰と燃油高騰対策の交付金活用の議論は今日まで続いています。

 小・中学校を通じて、「ふるさと学習」等で中川村の概要や現状について学んだ生徒が、「中川村子ども議会」で村の課題解決に向けた提案を行い、地域(村)を構成する一人であるという意識を高めることを狙いとして、こども議会が4回開かれました。ふるさとである中川村を意識する。あるいは、学習をもとに、このように変えたらどうかという堂々とした提案は、非常に頼もしく、この経験がどこかで役立つものと感じました。こども議会は17期中の特徴ある取り組みとして、今後も引き継がれるものと思います。

 第17期議会は、議会内の改革を進めた印象が強くあります。議会として、村民の声を拾うよう心がけたこと。特に、令和4年12月からはじめた「議会ちょこっと訪問」は、個人、企業の関係者等合計で57箇所に訪問したとお聞きしました。議会活動や村政に関してのちょっとした問いかけがあり、なかには、一般質問にも反映された例もあると聞いており、次期以降も続くであろう取り組みの先駆けでした。

 また、議会広報の位置づけを重要視し、常任委員会に引上げ条例化を行ったことは、村民に対して議会活動のPRを重視する議員の皆様方の熱い思いを象徴したものだと思っております。

 前期第16期の議会での共通のテーマは、議員活動は、生産活動を終えた、60歳以降の者の特権でなく、若い人も議会議員として活躍する、「多様な世代からなる村議会」への改革でしたが、「年代別議員報酬体系」の創設の4年間を踏まえて、市議会議員に比較し、かなり低額の町村議員報酬を引き上げること。中でも、郡下最低の中川村議員報酬全体を見直すべしとの要望をいただきました。特別職等報酬審議会で4回にわたる議論を重ねた結果、全体の引上げにつながりました。新しい報酬体系は、第18期の議員報酬に適用されます。

 このほかにも、中川村カーボンニュートラル宣言(令和5年3月22日議長・村長共同宣言)、村づくり委員会設置に関する要望(令和7年12月)、こどもの権利条約制定を求める意見書(令和8年3月)などいたたいております。現状を踏まえて、条例化等を着実に進めてまいります。このように、会議だけでなく、様々な分野で多岐にわたる提言活動に取り組まれたこと、改めて敬意を表さていただきます。

 さて、今年は8月9日投票の長野県知事選挙、そして、村議会議員選挙が投票日を同じくして行われます。議員として初期の目的を果たされ勇退される方、再び公約を掲げご自身の描く「村づくり」のため立候補される方それぞれにも、ご健勝で熱い夏を乗り切っていただきますことを祈念しまして、定例会閉会のごあいさつとします。

 最後の定例会を終え、残す任期2ヶ月となりました。4年間お疲れ様でした。ありがとうございました。

令和8年6月18日 中川村長 宮下健彦


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