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第1回臨時会の閉会に当たり、一言ごあいさつをいたします。
ただ今、提案いたしました損害賠償の額を決定し和解する議案、指定管理施設の指定管理者の指定議案、及び一般会計第7号補正予算案の3議案を原案どおり可決承認いただきました。改めてお礼申し上げます。
低所得世帯支援分につきましては、システム改修が完了次第早く届けられるように致します。また、今すぐ出来る医療・福祉施設等に対する支援は第一に、事業者及び農業者につきましては支援制度を隅々までお知らせし、該当する皆様が、すべからく申請ができますよう細やかな対応に努めます。
1月22日、リニア中央新幹線の工事やトンネル工事発生土の受け入れ・活用、観光や地域振興でのJR東海の協力、共同しての取り組み等について、関係する南信州広域連合14市町村、中川村及び南木曽町の関係2町村含む16市町村とJR東海幹部との意見交換会が報道機関に全面公開で開かれました。村を代表して出席し、意見を述べて参りました。
中川村にとっては、天竜川の洪水のたびに全面冠水する小和田地籍の土地改良基盤土の運搬、三共地籍の村管理河川鳳来沢川の流路改修、村道漁業池線の改修、更には、長野県初となる砂防指定地内での大規模盛土工事の施工者としてJR東海が果たしている役割に謝意を述べつつも、南アルプス、伊那山地トンネル工事の遅れによる運搬年数の延長が、発生土運搬道路沿線住民のストレスに繋がっていることを述べて、細やかな対応を求めました。
JR東海からは、発生土の地域活用でお互いにメリットのある関係を今後も追求したい旨の回答がありました。他にも、インバウンドを含めた南信州地域観光振興へ協力など多くの要望も出されました。
本日から、通常国会が開会しました。令和7年度予算案、年収103万円の所得税発生の額の引き上げ他論戦が始まります。住民税収、地方交付税にも関連することでもあり注目したいと思います。
以上申し上げまして、第1回臨時会の閉会のごあいさついとします。
令和7年1月24日 中川村長 宮下健彦