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議会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
本議会では、中学3年生の代表者の6名の議員から質問をいただき、質問事項をどう受けとめているか、改善提案をどうするのか答弁いたしました。
経験上から、中学生の視点という感じはしましたが、かなり掘り下げた現状分析にたった、こうしたらどうかという具体的な提案をいただきましたので、提案いただいた事は、関係部署を交えて検討をいたします。村の施策として実施するにあたっては、優先すべき順に、確実に効果があらわれることを実施しなければならないと考えています。
一方、施策を改革するのには、大胆な発想と実行力が求められるコトがあることも感じています。特に、義務教育学校発足に伴って、東西小学校が廃校となります。2校の活用も今から考え、村民・民間企業等の利用意見も聞き進める必要があると思っています。今後も、若いみなさんの発想で村に積極的な提案をお願いします。
通常国会が開かれています。政治資金規正法、企業・団体の政党への献金・寄付をどうするのか、また、物価が高く、とりわけガソリン等燃油が高いまま推移する中で国民の生活をどうやって支えるのか、103万円の壁という表現がされていますが、税額控除限度額をどこまで引き上げるのかなど、活発な国会論戦が行われます。
中川村も12月5日から定例議会が開かれます。事業執行をすすめるために現予算では不足する支出額、その財源をそれぞれ補正し議会に提出し、議員に判断をいただく重要な会議です。
あわせて、8人の議員から質問を受け答弁の準備をしているところです。議会本会議の様子は、ケーブルテレビでライブ配信をしていますし、終了後は編集され主要な点について報告がされます。国会、村議会も関心をもってみていただきたいと思います。
コロナ感染者が一定程度出現していますし、乾燥し寒くなるにつれてインフルエンザが流行します。村は、18歳以下のインフルエンザワクチン接種に補助をしています(1回接種につき2,500円補助)。特に高校受験を控える3年生のみなさんには接種検討していただくことを保護者の皆様にもお願いをします。
子ども議会議員のサポートに入られた中川村村議会議員及び議事進行された議長お疲れ様でした。関係者のみなさんにお礼を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
令和6年11月29日
中川村長 宮下健彦