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《村長の部屋》 令和6年6月議会定例会 閉会あいさつ

記事ID:0010203 更新日:2024年6月14日更新

 6月定例議会の閉会に当たり、一言ごあいさつをいたします。

 今定例会では、会議初日に提案申上げました6議案及び、本日追加提案した農業委員会委員の任命同意をお願いする1議案の全てを議決・同意をいただきました。改めてお礼申し上げます。

 東京都世田谷区二子玉川との交流は、疎開児童の保護者から終戦後に寄贈された人形浄瑠璃の頭(かしら)が79年の歳月を経て、二子玉川小学校での人形浄瑠璃里帰り公演という形で、実を結びました。6月7日は、地元二子玉川で二子玉川小・中川西小交流協議会総会があり、保阪世田谷区長も来賓として出席され交流会が行われました。私も、来賓として紹介いただき、総会の開催と交流の継続をお祝いし、二子玉川地区の皆様と親しく懇談させていただきました。里帰り公演は、8日二子玉川小学校5・6年生、保護者及び地域の皆さんの前で中川人形保存会による傾城阿波鳴門「巡礼歌の段」を上演。上演に先立ち保存会員による浄瑠璃人形のつかい(操り方)の詳しい説明もあり、伝統文化の学習と人形芝居の鑑賞もでき、児童だけでなく、地域の皆さんにも好評をいただいたものと感じました。
 いつの日か人形芝居を二子玉川でと願っていた保存会の皆様には、日頃家業と練習を行ってきた12年後に実現したことを思うと、伝統文化の継続が地域の交流に大きく役立っていることを感じています。

 6月に入り、梅雨の大雨、災害を警戒していますが、梅雨の入りが遅れているようです。集中した雨は困りものですが、作物の伸びには十分な雨が必要で乾燥気味の天気に別の意味で心配しております。
 また、梅雨明け後の8月3日には、今年も第30回を迎える中川どんちゃん祭りが開催されます。多くの村民の皆さんにご参加頂き、賑やかなお祭りになることを期待しています。
 6月は土砂災害防止月間です。災害発生の引き金になる気象に留意し、また警戒しながら梅雨を乗り切り、暑い夏を迎えたいと思います。

 議員各位におかれましても、ご健勝でご活躍いただくことを祈念願い閉会のごあいさつに代えます。

令和6年6月14日 中川村長 宮下健彦