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《村長の部屋》 令和6年第2回臨時会 閉会あいさつ

記事ID:0010011 更新日:2024年5月16日更新

 中川村議会第2回臨時会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申上げます。

 本臨時会では、中川村歴史民俗資料館増築改修工事請負契約締結に関する議案をお認めいただき、まことにありがとうございました。年度内完成をめざして、工事を進めて参ります。

 5月10日に中川村商工会第64回通常総会があり、来賓として招待いただき出席してまいりました。昨年1年間での会員異動は、新加入3名、脱退4名で年度末会員は1名減の117会員となっており、後継者、従業員確保に悩みながらも会員数をなんとか維持している姿が浮かんできています。また、農業を生業とする会員も加入してきており、組織体系も委員会構成を一部変更し、新たに「新産業開発委員会」を設置し村の主要産業である農業支援の足掛かりとして、経営基盤の強化、農業者同士が相互協力して、新しい販路や加工品等生み出す取り組みを事業計画に掲げています。異なるものがふれあい、新しいものが生まれていく(コラボレ-ション)取り組みが世の中の新しい方向であるとも感じ、注目していきたいと思っております。当然ながら、主体となる農業の発展の可能性は取り組む者次第であるので、支援を惜しむものではありません。

 果樹の開花時の遅霜を心配していましたが、それもなく、もう安心と考えていた5月10日朝、霜が降り、野菜の苗、醸造用ブドウの定植した苗木に被害が出たようです。全村に及ぶ事ではないとは言え、被害農家にとっては痛手であり、早い立ち直りを願うばかりです。今年の夏は、昨年より一層の猛暑になるという予想もあり、農産物の出来の心配もありますが、人が出来る対策はとっていかなければならないと今から考えております。

 このようなことを思いつつ、臨時会閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。

令和6年5月16日   中川村長 宮下 健彦