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令和13年度の開校を予定をしている小中学校を統合した義務教育学校について、第5回中川村新たな学校づくり委員会を開催しました。これまで、全面建て替えを方針としてきましたが、財政的な理由から既存の中学校校舎を有効活用し、不足する施設については新築とする方向性で検討することを確認しました。
【これまでの経過】
教育委員会では、6月から新たな学校建設に向け、作業部会(専門家チーム会議)を設置し、校舎についての詳細検討を進め、10月のシンポジウムでは、早稲田大学田中研究室で作成していただいた模型で校舎のイメージをお示ししました。
併行して、9月から役場庁内の検討会議が立ち上がり、新たな学校建設に係る財政面での検討が始まりました。新たな学校建設をはじめ、今後予定されているリニア工事関連事業、望岳荘の改修、チャオ周辺の整備など大型事業を行った場合の中長期的な財政分析の結果、全面建て替えとした場合に、村の財政状況が非常に悪化する見通しであることがわかりました。また、各種助成金の制度活用についても検討しましたが、十分な配当が見込めないことが分かり、新たな学校の全面立て替えは困難であるとの見解に至りました。
【これからの検討の方向性】
既存校舎(現中川中学校)を最大限活用することとし、必要教室等を精査した上で、不足する教室等について新たな校舎を建設する。
※ただし、既存校舎は築50年を経過しているため、まずは状態を確認することが必要。
既存校舎の改修については必要な部分を精査しできるだけ最小限にとどめるよう努力するが、新たな教育の実現に向 けた学校施設の考え方ができるだけ実現できるよう取り組む。
今後様々な課題に直面することが予想されるが、先を急ぐことなくじっくりと検討して、 合意形成を図りながら進める。
校舎の全面建て替えは断念せざるを得なくなりましたが、コンセプトとして掲げた「学校教育が目指す子どもの姿」に変わりはありません。令和13年度の新たな学校の開校に向け、今後もシンポジウムやパブリックコメントを通じて、住民のみなさんの声をお聞きしていきます。よりよい学校となるようご協力をお願いします。
【委員会で出た意見1】
庁内検討会議が9月からだったというのがわからない。資材の高騰も9月からではないし、人口が減っていくのも予想できたことなので、もっと早く財政状況を言ってもらえれば違う形もあったのではないかと思う。シンポジウムで田中研究室の学生のみなさんんが作ってくれた模型を見たみんなのうれしい顔も今となってはむなしくなってしまった。
【委員会で出た意見2】
夢を実現するために新しい目に見えるものを作ることはわかりやすいが、それだけでは無いと思う。これまでは、お金とか物理的な制約なく自由に考えて議論していきましょうという話だったと思う。これまでの議論が全部ダメになったわけではなく、この制約の中で、どう実現させていくか前向きな方向に変えて行かなければ話が進まないと思う。
委員会の詳細資料は、下記ファイルをご覧ください。