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中川村新しい学校新聞第2号 [PDFファイル/3.93MB]

インタビュアー(以下イ):かとう先⽣の学校の思い出を教えてください
かとう先⽣(以下か):担任の先⽣の指導で⼩学校の低学年では将棋、中学年では百⼈⼀⾸、⾼学年ではスケートを熱⼼にしました。
イ:前回のさちこ先⽣のお話でもスケートが出ていましたが、昔はずいぶん盛んだったんですね。
か:その頃は冬がもっと寒く、⽥んぼに⽔を張ってスケート場を作ってくれる地域の⽅がいました。スケートに熱⼼な先⽣もいらして、県⼤会に⾏った⼦もいましたね。指導はスパルタで、朝は学校へ⾏く前の早朝練習、夜は千⼈塚でずっと練習をしていました。寒いし、⾟い時もあったけど、終わった後のラーメンは美味しかった。今、思い出すと地域の⽅の協⼒が⼤変あったと思います。
イ:地域交流などはありましたか?
か:隣組で同年代の泊まり合いがありました。5・6年では地域の⽅の⼿伝いで⽶作りもやりました。苗から作って、収穫できた時は嬉しかったな〜。スケート場の送り迎えや、⽶作りと、親たちが⾃分の⼦と⼀緒に他⼈の⼦どもまで世話をしていましたね。私の代では無いけれど、校庭の⼟俵も親御さん達で作って、中川村は親が熱⼼な地域なんじゃないかな。私もずいぶんと友達の親御さん達にはお世話になりました。地区の運動会とかもあって、⼈⽣リレーは夢中になりました。
イ:最後に、かとう先⽣が新しい学校に期待することは何ですか?
か:⼩中は⼈格形成において⼀番⼤切な時期、学んで、この地域を愛し、楽しい思い
出を作れる場所であって欲しいですね。
イ:確かにここに戻って来るにしても来ないにしても、地域愛を育んで欲しいです
ね。インタビュー、ありがとうございました!