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県指定文化財
県宝「銅板雲板」
指 定 昭和40年1月14日
所在地 中川村歴史民俗資料館
所有者 実際寺
総長40.5センチ、総幅37.5センチ、片面式。
雲板は、寺で合図するため打ち鳴らす器具で、青銅または鉄の板で雲形をしています。
実際寺の雲板は、県内最古のものとして、昭和40年に県宝に指定されました。
県史跡「船山城跡」
指 定 昭和55年9月8日
所在地 中川村片桐79番地
松川町上片桐
所有者 中川村片桐 前沢家ほか
松川町上片桐 瑞応寺ほか
平安時代末期、南信濃源氏の主流片切氏の居城であった船山城は、
当初、片切小八郎景重ゆかりの城であったとも言われています。
中世前期に見られる城郭構造で、城の創築時の姿をほとんどそのまま残しています。
県重要遺跡「苅谷原遺跡」
所在地 中川村片桐 横前地区
所有者 青木家ほか
苅谷原遺跡は伊那谷では珍しい弥生時代前期の遺構と、それに伴う土器が多数出土して
いることから県の重要遺跡に指定されました。
平成の調査で土器棺墓が発見され、この発見から遺跡一帯が弥生時代前期の集団墓地
であることが分かりました。