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《村長の部屋》 キノコ採りの行方不明者の捜索について

消防団・猟友会のみなさん、出動お疲れ様でした。


 今年の猛暑は、記録に残るものでしたが、秋雨前線の停滞で9月に入り、毎日のように雨が降っている印象を持たれたのは私ばかりではないと思います。猛暑から一転し、降雨と共に気温が低下すれば、「山のキノコは豊作か」と考えるのは自然なことですが、9月15日(土)未明に、四徳地籍で行方不明者の捜索依頼が発生しました。捜索により、行方不明者を発見、無事保護すると共に救急車で病院に搬送することができましたがこれも、捜索に当った消防団と、山を知り捜索に協力していただいた猟友会のみなさんの力によるものと感謝し、消防団本部の復命報告の概要をお伝えします。

捜索依頼から発見までの流れ ~9月15日(土)~ 
 時 間 状 況
 0時48分駒ヶ根署から総務課交通防災係へ人命捜索依頼の電話
 8時30分中川村消防団、中川村猟友会、上伊那広域消防伊南南消防署、
長野県警駒ヶ根警察署の計86人(※)が四徳森林体験館へ集合
 9時41分行方不明者の車の発見場所を中心に5班に分かれて捜索開始
10時34分「K橋の上の有害鳥獣進入防止ネット付近で行方不明者を発見した」
との無線連絡を消防団本部が受信
11時41分第一発見者の猟友会員と付近を捜索中だった第3班が
行方不明者の下山を補助し、県道へ到着
12時00分行方不明者を救急車で病院へ搬送
12時08分捜索班全員の帰還を確認し解散
※ 消防団59人 猟友会10人 消防署6人 警察署11人

 現地は、前日の夜から雨が降る天候で行方不明者の体調等が心配されましたが、無事発見し、下山できたことは何よりも、消防団員の要請を真摯に受け止め出動していただいたこと。そして、山を熟知している猟友会員の全面的な協力あってのことと思います。
 山では、携帯電話は使えず、GPSにより本人の位置を特定することはできません。消防団、猟友会所有の無線で連絡を取り合い位置を確認するのが唯一の交信手段でしたが、広い山の中にあっては、人による捜索に頼る以外手段がない中で、捜索開始から3時間ほどで無事発見できたことは奇跡的とも感じました。
 キノコ採りの時期に入ります。山の中は、崖あり沢ありで、地形を知らない人が一人で行動することは危険です。隣町では、河川敷でクマを捕獲したとも聞きました。はち合わせの危険もあります。複数で行動するように、関係機関には啓発を早速依頼しました。
 消防団は、火事場での消火活動、水防活動だけでなく、災害時の災害弱者の避難誘導、人命救助の捜索など大変なボランティアをお願いしていますが、住民の命を守る活動を誇りに思っていただきたい。団員の活動を支えるご家族にも感謝いたします。夜から捜索し、当日も一緒に捜索にあたった家族が、消防団に対して述べた感謝の言葉が、何よりもそのことを示していると思いました。

消防団本部の捜索復命を受けて
平成30年9月18日  中川村長 宮 下 健 彦