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4月29日(火曜日)に、東京都世田谷区二子玉川地区振興対策協議会主催の標記の催しに招待をいただき参加しました。
世田谷区は人口92万人の東京23区で最も人口の多い区。東京都と神奈川県を分ける一級河川多摩川が川崎市と同区を分けていて、河川の左岸側に位置する世田谷区二子玉川地域は、広大な河川敷を会場にして、毎年この時期に、ひろく区民が楽しめるイベントを開催しています。
戦争が終わって疎開児童が帰郷する直前の1945年11月2日に、学童疎開のお礼に寄贈された7体の浄瑠璃人形の頭を縁に、12年前から中川村と二子玉川地域の交流が始まりました。その縁で、同地域のおまつりに招待いただいた次第です。招待いただいたのは、中川人形保存会の役員と子どもの人形、中川西小学校PTA役員さんにくっついて私も参加させていただきました。
世田谷区吹奏楽団の演奏をバックに、二子玉川小同窓会長でもある名川志信実行委員長の開会宣言で多彩なステージ発表が行われました。まつりのメイン会場は、地域の社協、福祉施設、姉妹提携を結ぶ群馬県川場村、神奈川県伊勢原市などが出店し、手づくりの品、農産物販売を行うなどで賑わいました。村も、農産加工品をもって店を開きました。
会場の周辺は、河川敷利用のサッカー場、野球場などグランドが数面とるほどの広さで、少年サッカー競技の優勝チームの表彰もありました。
写真は、保坂展人区長、人形保存会のみなさんと撮ったもの、中川村物産の様子です。
秋には中川村で人形浄瑠璃の講演を予定しており、2つの地域の交流が益々深くなることを想いつつ報告にかえます。
中川村長 宮下健彦