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《村長の部屋》 平成30年3月議会定例会 開会挨拶

 おはようございます。
 中川村議会3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、公私にわたりご多用のところご参集賜り、誠にありがとうございます。
 日々濃くなる日の光を受け、春に向かう季節を感じますが、今日は一転、雷を伴う雨降りとなりました。
 思い起こしますと、 昨年から、今年の2月にかけて、例年にない厳しい寒さが続く年となりました。北陸地方を始め、日本海側の県では大雪が続き、福井県では記録的な豪雪となり、国道が3日間にわたって交通不能となり、動けなくなった車の中で亡くなる方が出るなど豪雪災害といえる事態に見舞われました。

 村では、幸いなことに4年前の大雪以来、降雪災害は起きていませんが、昨年7月の九州北部地方の豪雨災害をはじめ、理不尽とも思える自然のなす行いに対して、防災意識を常に持って日々過ごすことの必要性を改めて感じています。

 国では今、「働き方改革」における企画業務型裁量労働制の拡大導入をめぐって、根拠となる裁量労働制の労働時間の実態把握について、議論になっています。問題の労働時間データは、厚生労働省が2013年10月に労働政策審議会に提出した資料です。データそのものの取り方、集計方法がそもそもあやしいとして、予算委員会で紛糾した結果、安倍総理大臣は、裁量労働制の導入を見送り、関連法案から削除してでも成立させる構えだとの報道がありました。
 予算委員会での国会議員の議論、参考人の話を聞く中で、裁量労働制が「定額で働かせ放題」という企業側にとって残業代抑制につながるもので、「過労死・過労自死の温床」ではないかと思います。高度プロフェッショナル制度の導入の是非が問われているようですが、そもそも時間外労働の上限枠が大きすぎることに問題があるのではないかと思います。

 同時に、村役場の働き方はどうなっているか考えてみると、部署によって時間外勤務が多くなっている実態と、休日に出勤する姿も見られます。職員の体と心の健康を維持し生き生きと働くために、所掌事務の見直し、平準化等を検討しなければならないと考えています。
 一方、人口減少対策が村の喫緊の課題であり、移住定住対策を積極的かつ効率的に進めていくための担当部署・窓口の明確化が必要と考えており、一部の組織及び事務分掌の見直しも検討しております。当然の事ながら、事務を分散した場合、村民から見て分かりやすく、行政サービスを提供する上でも、早く、正確にといった合理性がなければならないことは言うまでもありません。

 冬季オリンピックが隣国の韓国で開催され、各競技熱戦が繰り広げられ、世界で頂点を争う選手のプレーや演技に目を見張り、かつて開催された、長野オリンピックを超える日本人選手の活躍に沸いた17日間が終了しました。韓国と北朝鮮の統一チームの参加もあり、その裏には当事国同士の思惑も、また、日本・米国の強行一辺倒の姿勢も透けながらの大会でしたが、オリンピック終了後に北朝鮮、米国で新たな接触の動きも出ているようです。
 日・米・韓3カ国の統一した枠組み、北朝鮮国に対峙する方針はどうあるかは別にしても、北朝鮮の弾道ミサイル対策や、直接的には伝わらないまでも、中国からのミサイル防衛のための地上配備型ミサイル防衛システムと抱き合わせのレーダー配備を2カ所に設置する閣議決定との報道や、海洋進出を強める中国海軍に対抗して沖縄にも対艦ミサイル配備の検討がされるとの報道もされています。
 隣国の脅威に対する防衛が声高に叫ばれる、自衛を超える事実上の軍事力の強化が急速に進められている現状に対して、これで良いのだろうかという思いを抱いています。

 さて、本議会でご審議をいただくのは、専決処分の報告、議案29件と多くの議案をご審議いただきます。私にとって、初めての予算編成であり、選挙公約や地区懇談会などで出された要望のいくつかを盛り込んだ編成にいたしました。
 議案は、新設条例に係る4議案、条例の一部改正が9議案、平成29年度一般会計補正予算と特別会計補正予算の6議案、平成30年度一般会計予算及び特別会計並びに水道事業会計併せて7議案、追加議案としまして監査委員の選任について等3議案でございます。

 何とぞ慎重なご審議をいただきますようお願い申し上げ、議会開会のご挨拶とします。

平成30年3月1日  中川村長 宮下健彦